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B1“Griffo”はラテンとアフロが混在した主にリズムだけで構成された曲。B2“Nite Song”と続く“Miss Shirley”は、まさしく夜のジャズ。このアルバムの中では一番オーソドックスなジャズだが、単なる過去の焼き直しではなく、まるでサティがサイキックTVのジェネシスに憑依し、真夜中にぶっ飛んでジャズを演っているような不思議な感覚。ラストの“Curtis”は、カーティス・メイフィールドを彷彿とさせるようなかっこいいドラムで入る曲だが、おそらく何の関係もなさそう。このグループのメンバーのカーティスにちなんだ曲のようだ。
こんな凄いグループが日の目を見なかったなんて、もったいなすぎる。
オリジナルのリリースはドイツのジャズレーベル、MPS Records。
Producer: Baldhard G. Falk
1973年