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ブレイクのきっかけは本作のタイトル曲でもある“Hold On, I’m Comin’”の大ヒット。R&Bチャート1位を獲得し、サザンソウルの枠を超えて、1960年代を代表する一曲ともいえる。この曲を作ったIsaac Hayes(アイザック・ヘイズ)とDavid Porter(デイヴィッド・ポーター)のコンビに出会ったことも大きい。この二人はサム&デイヴの実質的プロデューサーであり、ヒット曲のほとんどは彼らの手によるものだ。
バックを務めるのは当然ながらBooker T. & the MG’s(ブッカーT&ザMGズ)とMar-Key Horns(マーキー・ホーンズ)という豪華な顔ぶれ。サム&デイヴのヴォーカルワークはもちろんだが、バックのサウンドも60年代スタックスの勝利の方程式を堪能できる。
Producer: Jim Stewart
1966年