ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
レゲエで有名なPAMAからのリリースだが、本人はジャマイカとは全く関係ない白人なので、スカともロックステディともファンクともつかないサウンドを、英国人らしいセンスと絶妙のモヤモヤ具合で聞かせてくれる。PAMAのようなレーベルから結構ファンキーでいいグルーヴのシングル盤が多く出ている。
個人的には超ツボなサウンドで、全曲大好きな曲ばかり。“The Champ”以外であえてオススメを選ぶなら、オーティス・レディングの名曲を見事なまでに安っぽく仕立て上げた“Sweet Soul Music”か。 ちなみに、“The Champ”のベースになっているのは、Lowell Fulson(ローウェル・フルソン)原曲で、オーティス・レディングとカーラ・トーマスが歌った“Tramp”。サンプリングの定番自体もサンプリングからできていた。
ある意味、世紀の大名盤!
Producer: Palmer Brothers
1968年