ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
“C’est Chic”には、ダンスフロアに必要なすべての要素が詰め込まれている。スーパー・キラーチューンのA2 “Le Freak(邦題:おしゃれフリーク)”やB1 “I Want Your Love”はもちろんのこと、夜明けにかかると気持ち良さようなA4 “Happy Man”、汗をかいた後のクールダウンに最適な美しいA3 “Savoir Faire”やB2 “”At Last I Am Free等、名曲が目白押し。どの曲もサンプリングの定番ばかり。
1977年に公開された映画『サタデー・ナイト・フィーバー』でディスコ文化は頂点を迎え、その翌年に発表されたシックの“C’est Chic”こそがディスコ芸術を新たな地平へと導いた。ダンスミュージックの定義を書き換えたこの作品以降、ディスコは死語となり、クラブカルチャーの時代へと移行する。
Luther Vandross(ルーサー・ヴァンドロス)がバックヴォーカルで参加。ディスコは急速に陳腐化したにも関わらず、シックの作品は全く色褪せることがない。
Producer: Bernard Edwards, Nile Rogers
1978年