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本アルバム“Just a Stone’s Throw Away(邦題:愛はすぐそばに)”では、彼女の才能を見込んだ豪華なアーティストたちが人種を超えて協力している。まずプロデュースは、リトルフィートのローウェル・ジョージとアース・ウインド&ファイヤーのモーリス・ホワイトという変わった取り合わせ。プレイヤーとしても二人は参加しているが、両バンドのメンバーもバックの演奏でヴァレリー・カーターを支えている。その他にもジャクソン・ブラウン、デニース・ウィリアムス、リンダ・ロンシュタット、TOTOのジェフ・ポーカロ等、すごいメンバーが名を連ねている。
ソウルファンにオススメはFive Stairsteps(ファイヴ・ステアステップス)の代表曲“Ooh Child”のカバー。原曲とは違ってアダルトにしっとりと歌い込んでいる。ローウェル・ジョージが提供したA3 “Heartache”とA4 “Face of Appalachia”は、アメリカの大地の香りがしそうないい曲。
ローラ・ニーロやキャロル・キング、初期のヴァレリー・シンプソンが好きな人なら、ヴァレリー・カーターも気に入りそう。
Producer: Lowell George, Maurice White, George Massenburg
1977年