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Freddie King(フレディ・キング)の付き人として音楽業界に入ったという、演歌歌手のような経歴を持つタイロン・デイヴィス。彼の歌声に人生を背負ったような熱さを感じるのは、その経歴のせいだろうか。Dakar Records(ダカー)のCarl Davis(カール・デイヴィス)に発掘され、“Can I Change My Mind”の大ヒットで一気にブレイクした。
セカンドアルバムではプロデュースをウィリー・ヘンダーソンに任せ、よりサウンドの幅が広がった。オススメはやはり大ヒットした軽快な“Turn Back the Hand of Time”。グルーヴするバックの演奏と肩の力の抜けたタイロン・デイヴィスのヴォーカルが気持ちいい。同系統では“Let Me Back in”、“I’ll Be Right Here”、“Is It Something That You’ve Got”もいい。
Producer: Willie Henderson
1970年