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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Staple Singers / BE ALTITUDE: RESPECT YOURSELF

聖から俗まであらゆるブラックミュージックを煎じた究極の一枚

ステイプル・シンガーズ Be Altitude:
Respect Yourself,
Staple Singers, 1971
ゴスペル出身のStaple Singers(ステイプル・シンガーズ)がソウルに転身してからの間違いなく代表作であり、復活後のStax Records(スタックス)を代表する作品でもあり、録音は当時勢いのあったマッスルショールズ、バックはもちろんMuscle Shoals Rhythm Section(マッスル・ショールズ・リズム・セクション)、そこにMemphis Horns(メンフィス・ホーンズ)のホーンセクション付きという、ブラックミュージック・ファンなら避けては通れない本作。

収録曲でもっとも有名な曲は“Respect Yourself”と“I’ll Take You There”の2曲だろうが、他にも名曲が目白押しだ。1曲目の“This World”に針を落とした瞬間から最高級のスタックスとマッスルショールズ混成軍のリズムの嵐に浸れる。

ミディアムスローのゴスペル“I’m Just Another Soldier”では、Mavis Staples(メイヴィス・ステイプルズ)のシンガーとしての懐の広さを感じることができる。このテンポを歌わせれば、彼女の右に出る者はいない。

ソウル、ゴスペル、ブルース、ロックを巧みに取り込み、かつメッセージ性は残しながらも、大衆音楽としての高い完成度を実現したソウル史に残る名作。

Producer: Al Bell
1971年



Respect Yourself - Staple Singers
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