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音的にはゴスペルはもちろんだが、初期のブルースやフォークを思わせるディープサウス感に溢れている。ローバックはミシシッピ州生まれで、ロバート・ジョンソンやサン・ハウスを生で体感しているので、影響を受けるのは当然。映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』の中で娘であるメイヴィス・ステイプルズは「(自分たちはゴスペルだと思っていたが)知らない間にブルースを歌わされていた」と語っている。
タイトル曲の“Uncloudy Day”は、ステイプル・シンガーズ初期の代表曲。ボブ・ディランはこの曲を聞いて「霧に包まれるような不思議な感覚に襲われた。一体どうやってこんな音を作ったんだ?」と驚きをもって表現する。人気絶頂のStax Records(スタックス)時代と音作りは全く違うが、このグルーヴはステイプル・シンガーズでしか出しえないもの。
Mavis Staples(メイヴィス・ステイプルズ)のリードヴォーカルは、この時代からやはり素晴らしい。
Producer: Calvin Carter
1959年