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ラルフィ・パガーンは、ファニア・レコードと同じくニューヨークで誕生。米国のラテン・コミュニティの中で育ったため、ソウル系のサウンドも普通に聞いてきたのだろう。ニューヨークでは、本作発表の数年後、サルソウル・レコードが誕生するが、ラルフィ・パガーンはその先駆けとなるようなサウンドを残した(当時のファニアには、後にサルソウルを創設するメンバーの一人、ジョー・バターンも所属していたため、ラルフィ・パガーンの影響は確実にあったはず)。
当時のニューヨークのラティーノが好きな音楽を全て持ち寄って開いたホームパーティのような楽しいアルバム。
Producer: Jerry Masucci
1969年