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ソウル&ファンク大辞典

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Jimmy Briscoe & the Little Beavers / MY EBONY PRINCESS

ほろ苦スウィートソウルを歌いこなす少年5人組の名盤

ジミー・ブリスコー My Ebony Princess,
Jimmy Briscoe & the Little
Beavers, 1975
スウィートソウルで定評のあるプロデューサーPaul Kyser(ポール・カイザー)によって見いだされた少年5人組Jimmy Briscoe & the Little Beavers(ジミー・ブリスコー&ザ・リトル・ビーヴァーズ)のデビュー作。少年のグループというと当然Jackson 5(ジャクソン5)の名があがるが、このグループはマイケル・ジャクソンのような個人の力量ではなく、アルバムのトータル感で勝負している。

とはいってもジミー・ブリスコーのファルセットヴォイスは、なかなか味がある。スウィートな部分では、A1“Forever (I’ll Need Your Love)”やA3 “I Only Feel This Way When I’m With You”、タイトル曲の“My Ebony Princess”は、大人のヴォーカルグループにも負けていない。B5の“My Falling Angel (You Turned Out to Be a Devil”は数少ないアップテンポのいい曲だ。

このグループが本領発揮するのは、やっぱりスウィートソウルで、ジミー・ブリスコーだけではなく、バックトラックを含めてレベルが高い。わざわざインストだけの曲を入れているのもポール・カイザーに自信があったからだろう。ポップな曲で時折ジャクソン5のようになるのはご愛嬌。

Producer: Paul Kyser
1974年



Sugar Brown - Jimmy Briscoe & the Little Beavers
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