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上品な作風に似合わず、その経歴は意外にファンキー。プロになるきっかけはサンフランシスコでSly Stone(スライ・ストーン)に会ったことだという。スライは彼女のためにGloria Scott & the Tonettes(グロリア・スコット&ザ・トネッツ)というグループを結成し、1964年に“I Taught Him”という曲を残している。その後はIke & Tina Turner(アイク&ティナ・ターナー)のコーラス隊Ikettes(アイケッツ)に加入。超ファンキーなステージを盛り上げた。70年代に入ってからバリー・ホワイトと出会い、このアルバムに至る。
オススメはメロウなミドルのA1 “What Am I Gonna Do”、B2 “That’s What You Say (Everytime Yo’re Near Me)”、B3 “(A Case of) Too Much Lovemakin’”。
非常に上質なアルバムだが、商業的には成功せず、グロリア・スコットはこのアルバムしか残していない。
Producer: Barry White
1974年