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「ハーレム・ブッシュ・ミュージック」は、“Uhuru”と“Taifa”の2作で対になっている。“Uhuru”はスワヒリ語で「自由」、“Taifa”は「国家」や「種族」「部隊(英語だとTroop)」を意味し、娘の名前でもある。
ゲイリー・バーツのキャリアの中でも、NTU・トゥループ時代は最も社会的意識が高く、それを音楽という形で表現していた。ヴォーカルとしてAndy Bey(アンディ・ベイ)が参加しているので、メッセージも明確だ。
オススメはHarold White(ハロルド・ホワイト)のドラムがいい味を出しているB1 “Uhuru Sasa”。Gil Scott-Heron(ギル・スコット・ヘロン)をもう少しジャズ寄りにした感じのファンキーな曲。アンディ・ベイがソロでも取り上げた“Celestial Blues”もいい。
Producer: Orrin Keepnews
1971年