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本作はミュージシャンとしてはピークを少し越えた1972年に録音された。プロデュースはミスター・ニューオーリンズともいえるアラン・トゥーサン。当然サウンドはニューオーリンズ色満載だ。
このアルバムのオススメは、1曲目の“Here Come the Girls”。この曲はニューオーリンズ・ファンク屈指の裏名曲といってもいいほどの出来だ。ニューオーリンズらしいゆるいグルーヴなら“Backstreet Lover”と“Fly Away With Me”。ガンボ風味の熱いバラード“Talkin’ ‘Bout This Woman”も抜群。
Lee Dorsey(リー・ドーシー)をさらにゆるくしたようなアーニー・ケイドーのこのアルバムを聞いていると、コミカルなのになぜか涙が溢れそうになる。
このアルバムの後、彼は地元ラジオ局のDJを務め、強烈なキャラで人気を博した。
Producer: Allen Toussaint
1972年