Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Double Exposure / TEN PERCENT

フィリーソウルとディスコのブレンドが絶妙

ダブル・エクスポージャー Ten Percent,
Double Exposure, 1976
ギャンブル&ハフのフィラデルフィア・インターナショナルを事実上、吸収・合併したようなSalsoul Records(サルソウル)によるシグマ・サウンド・スタジオ録音であり、フィリーソウルを代表するミュージシャン兼プロデューサーのRon Baker(ロン・ベーカー)、Norman Harris(ノーマン・ハリス)、Earl Young(アール・ヤング)が参加、そしてダブル・エクスポージャー最大のヒット曲“Ten Percent”と“My Love Is Free”の2大ダンスクラシックを収録した本作。そしてこのタイトル作は、12インチ版として初めて商業的にリリースされた作品ともいわれている。ダブル・エクスポージャーのこの作品により、サルソウルの快進撃が始まったともいえる。

サウンド的にはフィリーソウルから、ディスコやハウス的なものへと進化を遂げるサルソウルへの、ちょうど中間地点に位置する。ディスコは時にブラックミュージックの核となる部分を希薄化してしまうこともあるが、ダブル・エクスポージャーの場合、核としてのフィリーソウル愛があったため、ダンスミュージックとしての質を保ちながらも、ソウル的な部分を失わなかった。

ダンスミュージック史のターニングポイントとなる重要作。

Producer: Baker-Harris-Young Productions
1976年



Ten Percent - Double Exposure
関連アーティスト