Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Contortions / BUY

円熟するということを知らない男のパンクジャズ

ジェームスチャンス Contortions,
Buy, 1979
1970年代終盤、ジェームズ・ブラウン直系のファンクはその力を失い、ブラック・ミュージックは完全に大衆の娯楽音楽化していった。そんな中で、異分野からファンクに正面から向き合っていたのがこのThe Contortions(コントーションズ)の中心メンバーJames Chance(ジェームス・チャンス)だった。

アヴァンギャルド・アートから派生し音楽的なまとまりのないノー・ウェーブの中から登場したため、ジェームス・チャンスの音楽は、今でも異端児的な扱いだが、彼の音楽的根幹は、間違いなくジェームズ・ブラウン直系のファンクに根ざしている(彼はジェームス・「ブラウン」をもじったようなジェームス・「ホワイト」と名乗った作品も残している)。そこにフリージャズやオールドジャズとパンクの要素がミックスされているため、ブラック・ミュージックのカテゴリーでは語られないが、これ以上に黒い音は滅多にない。音楽的なモチーフは、すべて過去の影響を受けているが、彼の演る音楽は誰にも似ていない。

こんな破綻した音楽をやる人が、未だに現役だというのが信じられない。ブルーノート東京で再確認できたが、もう大ベテランなのに未だに円熟の境地には達していないということが、ある意味すごい。(ブルーノートでジェームス・チャンスを演るというのも驚きだが、彼を見に来ている有名人の多さにも驚いた。)

Producer: James White
1979年





Contort Yourself - James Chance & the Contortions
関連アーティスト