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この“Sprit of Love”はコン・ファンク・シャンの黄金期ともいえる1980年の作品で、ソウルLPチャートの7位に輝いている。シングルでもA1 “Got to Be Enough”がR&Bチャート8位のヒットとなりダンス・クラシックスとなったが、全体としてはコン・ファンク・シャンらしい堅実な印象。
ファルセットを入れたツイン・リード・ヴォーカルは、アース・ウインド&ファイアにも似ているが、EW&Fが銀河系の大スターなら、コン・ファンク・シャンは、時代性を取り入れながらも、背伸びはせず、基本となるソウルにこだわったバンドのように感じる。『スピリット・オブ・ラヴ』収録の曲は、アップからスローまで派手さはないがどれもレベルが高い。
B4 “Honey Wild”は、リル・ウェインの“Kush”のネタになっている。
Producer: Skip Scarborough, Con Funk Shun
1980年