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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Con Funk Shun / SPIRIT OF LOVE

煌びやかなミラーボールが似合うのに何だが地味なダンスバンド

コンファンクシャン Spirit of Love,
Con Funk Shun, 1980
意外にもメンフィスでSoul Children(ソウル・チルドレン)のバック・バンドを務めたこともあるというコン・ファンク・シャン。そこでStax Records(スタックス)の共同創業者Estelle Axton(エステル・アクストン)に気に入られ、彼女のレーベルFretone Records(フレトーン)からアルバム・デビューも果たしているが、本格的な成功を収めるのはMercury Records(マーキュリー)に移籍してから。

この“Sprit of Love”はコン・ファンク・シャンの黄金期ともいえる1980年の作品で、ソウルLPチャートの7位に輝いている。シングルでもA1 “Got to Be Enough”がR&Bチャート8位のヒットとなりダンス・クラシックスとなったが、全体としてはコン・ファンク・シャンらしい堅実な印象。

ファルセットを入れたツイン・リード・ヴォーカルは、アース・ウインド&ファイアにも似ているが、EW&Fが銀河系の大スターなら、コン・ファンク・シャンは、時代性を取り入れながらも、背伸びはせず、基本となるソウルにこだわったバンドのように感じる。『スピリット・オブ・ラヴ』収録の曲は、アップからスローまで派手さはないがどれもレベルが高い。

B4 “Honey Wild”は、リル・ウェインの“Kush”のネタになっている。

Producer: Skip Scarborough, Con Funk Shun
1980年



Got to Be Enough - Con Funk Shun
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