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20代の頃にニューヨークでラテン・ジャズの洗礼を受けたことが、彼の人生を変えた。以後この世界にどっぷりと浸かる。この作品でもA2でMongo Santamaria(モンゴ・サンタマリア)の『アフロ・ブルー』の見事なカバーを披露しているが、彼と出会ったのもこの頃。
『ソウル・ソース』は彼の黄金期ともいえるVerve Records(ヴァーヴ)時代の代表作で、プロデュースはクリード・テイラー。プレイヤーもジャズとラテン双方のメンバーを配し、パーカッションにはWillie Bobo(ウィリー・ボボ)、トランペットにDonald Byrd(ドナルド・バード)、ギターKenny Burrell(ケニー・バレル)、テナー・サックスJimmy Heath(ジミー・ヒース)と非常に豪華。
ジャケット写真のような激辛ソースではないが、白人ならでは抑制の効いたスパイスで上質なラテン・ジャズの名曲が並ぶ。
Producer: Creed Taylor
1965年