ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
サンプリングを多用してグルーヴを生み出している点だけでも、ヒップホップの先駆けともいえるが、その音源にBill Laswell(ビル・ラズウェル)のベースやDavid Van Thieghem(デヴィッド・ヴァン・ティーゲム)の打楽器等の有機的な音をすでに載せている点は、ヒップホップの何年も先の姿が、すでに見えていたようにも感じる。
ひょろひょろな白人二人が、トリックスターの役割を果たし、骨太なファンクの世界を、新たな次元に引き上げたことは意義深い。
“Remain in Light”と“My Life in the Bush of Ghosts”、そしてもう一枚、同時期に制作されたTom Tom Club(トム・トム・クラブ)のデビューアルバムを併せて聞くと、この人たちの先見性と、それぞれの音楽的スタンスが理解できて面白い。
Producer: Brian Eno, David Byrne
1981年