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シングルしか出していない彼らだが、地元のJewel Records(ジュエル)のハウスバンドとして、Fontella Bass(フォンテラ・バス)やLittle Johnny Taylor(リトル・ジョニー・テイラー)、Tommie Young(トミー・ヤング)等の録音に参加しており、実力は折り紙付きだ。
同じ州内のニューオーリンズのように、アフリカン・ミュージック・マシンの音楽には、あらゆるリズムが雑多に取り込まれている。基本はJ.B.’sタイプのファンクだが(2曲目のタイトルは“Mr. Brown”!)、アフロの影響を感じる“Never Name a Baby (Before It’s Born)”や、カリブ・テイストのメロー“Making Nassau Fruit Drink”、Donald Byrd(ドナルド・バード)風の“The Dapp”等、非常に幅広い。
一番のオススメは1曲目の“Black Water Gold (Pearl)”。J.B.’sとBeginning of the End(ビギニング・オブ・ジ・エンド)が合体したようなファンク・チューンで、コレクターが大金をはたいて買い求めた気持ちも理解できる。
Producer: Louis Villery
2000年