mossfad.jp
カルチャー ライフ ネコ目

CULTURE

カルチャー/文学

『蜘蛛の糸』芥川龍之介

糸はなぜ切れた?

あなたがどんな悲惨な状況にあろうと、「蜘蛛の糸」はきっと天から降りてくるでしょう。それは風が吹くように、あるいは雪が降るように。
無心に祈れば、お釈迦様は人間の願いを聞き入れてくれるかもしれません。お釈迦様も本を正せば人間です。たまたま見かけた…続きを読む


カルチャー/映画

アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン

神はどこに存在するのか

犬はいつもそこにいる。
何も要求せずただそこにいる。
人の温もりを感じればクッションを持参して車座の一員となる(ウチの場合)。
犬と暮らせば、誰もが神を感じる瞬間があるだろう。…続きを読む


カルチャー/映画

シン・エヴァンゲリオン劇場版

ド素人による「シン・エヴァンゲリオン」雑感

我輩はド素人である。まだテレビ版は見たことがない。最初の2、3話は見たのだが、正直のめり込めなかった。それから何年かして、なんとなくAmazon Primeで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見てみた。まあまあ面白かった。すぐに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を…続きを読む


カルチャー/文学

『ガリヴァー旅行記』ジョナサン・スウィフト

風刺した先に見たものは自分自身

とにかくこの男は懲りない。子供も読む本なだけに結構楽しげな調子で物語は進行するが、ガリヴァーは毎回毎回かなり酷い目にあっている。それなのに、母国に戻るとまた能天気なロシアンルーレットのような運任せの旅を繰り返す。 『ガリヴァー旅行記』が初めて出版されたのは1726年。当時はまだフランス革命も起きておらず、アメリカ独立宣言も数十年後のこと。イギリスは立憲君主制が定着し、産業革命…続きを読む

GROOVE

映画「ドライブ・マイ・カー」石橋英子のタイトル曲、とても美しい旋律と並存する不安定な緊張感が頭の中で勝手にノイズを鳴らす。


石橋英子 | Eiko Ishibashi | Drive My Car (Kafuku)

関連記事

mossfad.jp