ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
この作品の凄さは、リスム隊のグループ感に尽きる。特にA面に顕著で、A1 “Fuel For The Fire”に針を落とした瞬間から、もう強引に腰を浮かせるようなリズムにLaura "Tequira" Logan(ローラ・「テキーラ」・ローガン)の浮遊感漂うヴォーカルが重なり、夢見心地にさせてくれる。もちろん、ラリーのスピリチュアルぶりも健在で、エレピとムーグの使うバランスも絶妙。ちなみにベースは80年代からルー・リードのアルバムでいくつもの印象的なプレイを残したFernando Saunders(フェルナンド・サウンダース)。
70年代のジャズファンクで何かを探してるなら、絶対買いの作品!
ジャンルの壁を越えた、コズミックでスピリチュアルな70年代ジャズ・ファンクは、いつ聞いても飽きない。
Producer: Terry Philips & Larry Young
1975年