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ソウル&ファンク大辞典

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Joy Division / CLOSER

死とファンクを融合させたカリスマの遺作

ジョイ・ディヴィジョン Closer,
Joy Division, 1980
70年代に起きたパンクのムーヴメントは、すぐにファンクの洗礼を受け、実質2、3年の命しかなかった。哲学としてのパンクは重要な意味を持つが、音楽的にはその後に起きたファンクの流れの方が重要だ。英国の若者が影響を受けたファンクは、アメリカ発のブラックミュージックも当然含まれるが、ポスト・パンクのアーティストの嗜好は、そのルーツであるアフリカ的な、よりシンプルで根源的なものに向かっていた。

ポスト・パンクの時代のファンクは二つの方向に分かれる。一つはポップ・グループやリップ・リグ+パニック、ピッグバッグのようなアフロやアヴァンギャルド・ジャズとパンクが雑多に混じり合った有機的なサウンド。もう一方はファンクとは対極的な「死」をイメージさせるサウンド。特に耽美的でデジタルを用いていることに特徴がある。そして後者を代表する作品こそが、ジョイ・ディヴィジョンの『クローサー』だ。

ジョイ・ディヴィジョンがファンクの視点で語られることはほとんどない。しかし、このアルバムはどこを切っても、死を連想させるファンクしか収録されていない。イアン・カーティスの突然の死が、シド・ヴィシャスと同じぐらい衝撃的だったので、パンクの継承者としての印象を植え付けたのだろうが、この作品の後、ニューオーダーが進んだ道を見れば、無意識かもしれないが、彼らがファンク(ダンスミュージック)に向かっていたのは明らかだ。

Producer: Martin Hannett
1980年





Heart and Soul - Joy Division
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