ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
ベテランらしくこのセルフタイトル作では、落ち着いた大人のソウルを堪能させてくれる。ジョーンズ・ガールズの最大のヒットはA4の“You Gonna Make Me Love Somebody Else”だが、むしろその他のしっとりとした曲の方がジョーンズ・ガールズらしさが出ている。
オススメは、A1“This Feeling’s Killing Me”や、アイゼイア・ラシャドが2013年に“GIL”でサンプリングしたB2 “Who Can I Run To”等のメローな曲。ダンサブルなA3 “Show Love Today”でも、単なるポップソングではない深みがあっていい。
プロデュースはギャンブル&ハフを中心としたフィラデルフィアのオールスターともいえる面々。70年代後期のフィラデルフィアは、熟れた果実のような大人メロウな名曲が多い。
Producer: Charles B. Simmons, Joseph B. Jefferson, Dexter Wansel, McKinley Jackson, Kenneth Gamble, Leon Huff
1979年