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このアルバムを後世にも残る名作としたのは、何と言ってもファンキーなベースが唸るA2“Would You Believe In Me”。この曲のグルーヴ感は70年代屈指の素晴らしさだ。A4“Luella”も“Would You…”同様、ベースラインが前面に出たノリのいい曲。アルバムジャケットによるとベースはジョン・ルシアン自身が弾いている。
ジョン・ルシアンの個性はメロウな甘い曲でも生きている。A3“Lady Love”、A5“Shana”、B4“Love Everlasting”では、彼の低音を活かしたヴォーカルワークを堪能できる。
アルバムの完成度では、本作と同じくDave Grusin(デイヴ・グルーシン)とタッグを組んだ次作の“Mind’s Eye”も引けを取らないほど良い出来。
Producer: Larry Rosen, Shep Meyers
1973年