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本作“Angie”は、アンジェラ・ボフィルにとってのデビュー作。プロデュースはフュージョン系のサウンドで人気のあったDave Grusin(デイヴ・グルーシン)とLarry Rosen(ラリー・ローゼン)で、リリースは彼らのGRP Records(GRPはグルーシン・ローゼン・プロダクションズの略)。
バックを務めるのは、デイヴ・グルーシンのキーボードはもちろんのこと、ギターにエリック・ゲイル、ドラムにスティーヴ・ガッド、フルートとベースにデイヴ・ヴァレンタイン(アンジェラ・ボフィルの友人らしい)、パーカッションにラルフ・マクドナルド、サックスにマイケル・ブレッカー、バック・ヴォーカルにグウェン・ガスリーとパティ・オースティンと飛ぶ鳥を落とす勢いの人ばかり。
彼らの極上メロウのフュージョン・サウンドと、アンジェラ・ボフィルのラテン・ジャズとブラック・ミュージックがミックスしたノリは相性抜群。まさに様々な要素が混じり合ったこの時代のフュージョンを代表する内容のヴォーカル・アルバム。
Producer: Dave Grusin, Larry Rosen
1978年