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ソウル&ファンク大辞典

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Jean Knight / MR. BIG STUFF

絶妙な間合いで腰を浮かせるニューオーリンズの歌姫

ジーン・ナイト Mr. Big Stuff,
Jean Knight, 1971
ニューオーリンズ生まれのジーン・ナイト。地元で数枚のシングルを残すが、ヒットには恵まれなかった。そんな時に出会ったのが同郷のプロデューサー、Wardell Quezergue(ワーデル・ケゼルグ)だった。ケゼルグはMalaco(マラコ)のスタジオにジーン・ナイトを呼び、“Mr. Big Stuff”を録音。国内のレコード会社に売り込むものの、最初はどこにも相手にされなかった。しかし、同時期にケゼルグが手がけていたKing Floyd(キング・フロイド)の“Groove Me”が大ヒットすると、レコード会社の態度は一変、すぐにStax(スタックス)との契約が決まり、「ミスター・ビッグ・スタッフ」は、スタックス史上最大のヒット曲となった。

タイトル曲以外でオススメは、同じく独特のタメのあってコミカルなA3 “Don’t Talk About Jody”やA5 “Take Him (You Can Have My Man)”。バラードではA2 “A Little Bit of Something (Is Better Than All of Nothing)”。

ニュー・オーリンズの太陽のように楽天的に歌うジーン・ナイト。ワーデル・ケゼルグ独特の間合いにはまった彼女のどこかのんびりしたグルーヴには、オリジナリティとともに心地よさを感じる。

Producer: Wardell Quezergue
1971年



Mr. Big Stuff - Jean Knight
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