Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

King Floyd / KING FLOYD

名曲『グルーヴ・ミー』以外にも粘々グルーヴ満載

キングフロイド King Floyd, 1971
キング・フロイドにとっての出世作“Groove Me”収録の本作。このソウルの名曲は、彼だけではなく、この作品をリリースしたChimmenyville(チムニーヴィル)の親レーベルMalaco Records(マラコ)にとっても飛躍のきっかけとなる作品だった。キング・フロイドは“Groove Me”を収録する1年前までは郵便局で働いていたという。

アレンジャーとして名を連ねているWardell Quezergue(ワーデル・ケゼルグ)とキング・フロイドは、ともにニューオーリンズ出身で、“Groove Me”や“Baby Let Me Kiss You”では、クレオール仕込みの粘っこいリズムを聞かせてくれる。ちなみに同時期に同じスタジオで同じくワーデル・ケゼルグが手がけてヒットしたのが、同じグルーヴ感のJean Knight(ジーン・ナイト)『ミスター・ビッグ・スタッフ』。

“Let Us Be”、“Messing Up My Mind”、“Day in the Life of a Fool”等はその後のマラコにつながる王道ソウルで、このアルバムを聞き応えのあるものにしている。

ウータン・クランが“For Heavens Sake”でサンプリングした“Don’t Leave Me Lonely”は、エアロスミスあたりがカバーすればカッコ良さそうなハードなバラード。

“Groove Me”は元々B面としてリリースされており、A面は本作の最後を締める“What Our Love Needs”。『グルーヴ・ミー』ほどの破壊力はないが、気持ち良さなら負けていない。

ソウル史的には『グルーヴ・ミー』のポップさばかりが目をひくが、キング・フロイドの奥深さを知ることができる味わい深いいいアルバム。

Producer: Elijah Walker
1971年



Groove Me - King Floyd
関連アーティスト