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二人とも地元ナイジェリアでは結構有名な存在だったらしく、Fela Kuti(フェラ・クティ)のバンドにも在籍していたこともあるので、アフロファンクの世界では、どちらかというとエリートだったようだ。西アフリカが活動の拠点だったようだが、そのうちヨーロッパも回るようになり、落ち着いた場所がミラノであった。ロンドンやパリではなかったことが、彼らを怪しい方向性に導いたのだろうか。サウンドは70年代のイタリアン・コメディに使われそうな節操のないミクスチャー感、しかし抜群のポップセンスもある。
オススメは1曲目の“Take Off !!!”とB1 “Don’t Step on My Shoes”。どちらもヒップホップ勃興期を思わすような垢抜けないグルーヴで、天然記念物級のレアファンク。狙ってできるものではない。
Producer: The Funky Fella
1974年