ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
特にミドルが素晴らしく、“Oops!”の声がキュートなA1のタイトル曲はソロになったエドナ・ライトを代表する曲。そのほかにもミドルではA4 “Nothing Comes to a Sleeper (But a Dream)”とB3 “If the Price Is Right”も時代を超越した名曲。
スローではダイアナ・ロスが歌っても良さそうなA2 “Spend the Nights With Me”とギターの音が印象的なB2 “Come Down (Get Your Head Out of the Clouds)”がオススメ。
ハニー・コーンを彷彿とさせるアップテンポのA3 “Tomorrow May Never Come”も気持ちいい。
プロデュースは夫であり、Hot Wax(ホット・ワックス)時代から仕事をともにするグレッグ・ペリー。サウンドが非常に個性的で、グレッグ・ペリーらしいセンスが冴えている。セールス的に振るわなかったのは、Invictus / Hot Waxの頃と同じように、時代に歩調を合わせることができなかったのが原因だろう。だが、マニアックな英国のソウルファンは見逃さなかった。リリース時から現代に至るまで、英国では長く愛されている一枚でもある。
Producer: Greg Perry
1977年