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ダグ・カーンのキーボードは、シンセサイザーをオルガンのように自然に使いこなし、かなりのセンスの良さを見せるが、アルバムとしての見せ場は、ジーン・カーンが前面に出ている曲。特に脳を揺さぶるようなA2 “Power and Glory”と、リラックスした雰囲気のA3 “Revelation”、ジョン・コルトレーンの美しいカバー A4 “Naima”の3曲がオススメ。
ダグ・カーンには申し訳ないが、ジーン・カーンとの出会いがなければ、彼が現代でこれほど評価されることもなかっただろう。
1973年