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ソウル&ファンク大辞典

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Commodores / CAUGHT IN THE ACT

いやらしく粘るヘビーファンク時代の名盤

コモドアーズ Caught in the Act,
Commodores, 1975
コモドアーズというと80年代以降の軽いポップスのような曲や、あま〜く粘っこいライオネル・リッチーのいやらしい声のイメージが強いが、初期はクール&ザ・ギャングやオハイオ・プレイヤーズにも似た結構重厚なファンクを演っていた。

ジャクソン5のツアーのバックミュージシャンをきっかけに、デビュー作のチャンスをつかみ、シングル曲「マシンガン」がいきなりヒット。

スタジオ第2作目の“Caught in the Act”でもファンキーないい曲が収録されている。オススメはA1“Wide Open”からヒット曲“Slippery When Wet”、“The Bump”、 “I’m Ready”と続く4曲。80年前後のコモドアーズが失ってしまった重厚ファンクが連続する。この時代の彼らのリズムはかなりタイト。B2“Look What You’ve Done to Me”も、既にこの頃からあったライオネル・リッチー独特のの粘っこさがいい方に転んだファンキーな曲。メローな曲ではB4“You Don’t Know That I Know”。

こうしてあらためて考えてみると、コモドアーズは70年代から80年代まで一貫して、方向性は違えど、「粘り」続けていたのか。

Producer: Commodores, James Carmichael
1975年



Slippery When Wet - Commodores
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