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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Kool & the Gang / WILD AND PEACEFUL

誰もが認める極上ファンク

クール&ザ・ギャング Wild And Peaceful,
Kool & the Gang, 1973
初期と後期では違うバンドのような印象を受けるKool & the Gang(クール&ザ・ギャング)初期の代表作。ジャズに影響を受けたメンバー達によって結成されたため、70年代初期からサウンドは洗練され、若いファンク・アーティストにはない余裕も感じる。

1973年発表の本作は7枚目にあたり、1969年にデビューしたことを考えると、凄いペースでリリースを続けていることになる(このペースは80年代まで続き、非常に多作なアーティストとなった)。

この『ワイルド・アンド・ピースフル』の頃になって、ジャズとファンク、ソウルのミックス感がこなれてきて、オリジナリティーを発揮しだし、ポップさとのバランスもよくなった。タイトル通り、ワイルドさとピースフルさの両方がよく表現されている。A1 『ファンキー・スタッフ』、A3 『ジャングル・ブギー』、A5 『ハリウッド・スインギング』は大ヒットし、あらゆるところで使われてきたので、聞いたことがない人はきっといないだろう。サンプリングだけではなく、タランティーノをはじめ映画のサントラでも使われまくっている。

本作は、どんなバックグラウンドの人が聞いても楽しめる最高品質のファンクミュージック。

Producer: Kool & the Gang
1973年



Jungle Boogie - Kool & The Gang
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