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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Wand Records

小さいながらも大人気だったソウル・レーベル

Twist and Shout Twist and Shout,
Isley Brothers, 1962
Wand Records(ワンド)は、ニューヨークのScepter(セプター)系列のレーベルとして、1961年Chuck Jackson(チャック・ジャクソン)の“I Don't Want to Cry(R&Bチャート5位)”のリリースで始まった。その後もジャクソンを筆頭にRussel Byrds(ラッセル・バーズ)やMaxine Brown(マキシン・ブラウン)は、次々とヒットを飛ばしていった。マキシン・ブラウンは、1964年のヒット曲“Oh No Not My Baby”が、Rod Stewart(ロッド・スチュワート)やManfred Mann(マンフレッド・マン)にカバーされ、英国でも人気があった。

Isley Brothers(アイズレー・ブラザーズ)も1962年にワンドへ移籍し、“Twist & Shout”を発表している。また、1963年にKingsmen(キングスメン)の名曲“Louie Louie”も、このレーベルからリリースされている(オリジナルはJerdenから)。

1963年終わり頃にはワンドのシングル売り上げはダントツのNO. 1となり、このレーベルの絶頂期を迎えていた。

しかし、その栄光も花形アーティストであったチャック・ジャクソンが1968年にMotown(モータウン)へ移籍した頃から陰りを見せ始めた。1970年にIndependents(インディペンデンツ)のヒットなどがあったが、かつての勢いはもうなかった。



Twist and Shout - Isley Brothers
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