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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Georgie Fame

モッズ界の音楽センスNo. 1

ジョージー・フェイム The Third Face of Fame,
Georgie Fame, 1967
ファッツ・ドミノ、ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャードのスタイルに影響を受け、ピアノと真剣に向かい合うようになったジョージィ・フェイム。10代でロンドンに出て、主にロックンロール・バンドのピアニストとして仕事を得ていたが、転機となったのはソーホーの『フラミンゴ・クラブ』でハウスバンドとして雇われたことだった。ここに集まる客は米軍の黒人兵や西インド諸島から来た移民が多く、彼らのニーズに合わせたリズム&ブルースを演奏していたことから、演者としても音楽的に磨かれていった。また、ジョージィ・フェイムだけではなく、モッズ系のバンドに共通する黒いグルーヴは、こうした英国の異文化によって培われていった。

1963年にはデビューアルバム“Rhythm and Blues at the Flamingo”をリリース、翌年には5週連続1位だったビートルズを蹴落とし、“Yeh, Yeh”が全英シングルで首位に輝いた。この頃、本場デトロイトのアーティストが大勢出演する「モータウン・レビュー」に、異国の白人であるにもかかわらず、英国人として初めて招待されている。

ロックンロールやブラック・ミュージックにどっぷりと浸かっていたジョージィ・フェイムだが、もう一つ大きいのは、ジャズやラテンの要素を大胆に取り入れていること。売れっ子になってからは、ピアノをハモンド・オルガンに持ち替えており、米国のジャズ・オルガンの影響を受けたプレイを得意としていた。

60年代の彼の作品は、どれもセンス抜群で文句なし!



Yeh Yeh - Georgie Fame and The Blue Flames
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