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トライヴのひとつでしかなかったワイルド・マグノリアスのサウンドを全面的に支えたのが、地元ニューオーリンズのミュージシャンであるWillie Tee(ウィリー・ティー)。彼はソロ作や、 Gaturs(ゲイターズ)としても活動していたが、ワイルド・マグノリアスの音楽的頭脳としても、ビッグ・チーフのBo Dollis(ボー・ドリス)を、仲間のミュージシャンたちと支えた。
オススメは彼らのデビュー作でもあり、マルディグラ・インディアンとしても最初のレコーディングのひとつである“Handa Wanda”や、ヘビーファンクの“Corey Died on the Battlefield”、ブレイクビーツがかっこいい“(Somebody Got) Soul, Soul, Soul”。
ニューオーリンズ・ファンクの名盤の一つでもあるが、デビュー作であるこのセルフタイトル作は、アメリカの貴重な文化を知る上でも重要な一枚。
Producer: Philippe Rault
1974年