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ソウル&ファンク大辞典

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Shuggie Otis / INSPIRATION INFORMATION

ゴッドファーザーの息子にふさわしいセンスあふれる名盤

シュギー・オーティス Inspiration Information,
Shuggie Otis, 1974
Johnny Otis(ジョニー・オーティス)の子として生まれ、ある意味、ブラックミュージックのエリート「裏」街道を歩んできたシュギー・オーティス。この作品は商業的にはそれほど成功していないが、クオリティ的には「R&B界のゴッドファーザー」の息子の名にふさわしい内容だ。

親父は非常にわかりやすい黒人音楽を演っていたが、シュギー・オーティスは、当時としてはセンスが良すぎて、あまり理解してもらえなかったのだろう。この“Inspiration Information”にも、比較的ポップなタイトル曲や“Aht Uh Mi Hed”のような曲もあるが、地味な曲のほうが彼のセンスがにじみ出ている。

オススメはポップさとメロウさのギリギリのラインでせめぎ合う“Island Letter”や“Sparkle City”。また実験的な方に振れている“XL-30”や“Pling!”もいい。両者の中間の“Happy House”も絶妙なバランスの曲だ。

簡単に言うと時代を先取りしすぎたということになるが、現代のアーティストだとジム・オルークにも似たオタク感もあり、もっと日本でも再評価されていいだろう。

ソウルしか聞かないという人には、忍耐を要する作品かもしれないが、間違いなくブラックミュージックというアートの歴史に残る名作。

Producer: Shuggie Otis, Johnny Otis
1974年





Island Letter - Shuggie Otis
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