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それでもやはり特筆すべきはその完成したスウィートソウル・サウンドだ。1970年代後半からはスウィートソウルの意味合いが変わり、それまでの甘く切ない若草の香りのような音ではなく、ブラックコンテンポラリーにつながるアダルトな音を指すようになってきたが、彼らの成長がそのままスウィートソウルの変遷を表している。アカペラで始まるA1“Inside of You”や続く“Special Lady”、A4“The Way It Should Be”は、この時代を代表するスウィートソウルの名曲。“The Way It Should Be”では、Stang(スタング)時代の恩師ともいえるGeorge Kerr(ジョージ・カー)の名もクレジットされている。
A2の“Special Lady”は、レイ・グッドマン&ブラウン最大のヒット曲でR&Bチャート1位、ビルボード・ホット100の5位に輝いている。
Producer: Vincent Castellano
1979年