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アルバム・タイトルは、この作品が録音された住所。ミネアポリスの片隅の地下室でジミー・ジャムを含めた11名の若者が恐ろしいほど円熟したソウル&ファンクを記録したのだ。
演奏や音質には若気の至りも感じるが、サウンドがとにかくメロウでアダルトであることに驚く。曲は全て自作で、そのほとんどをジミー・ジャムが書いている。アレンジにもアイデアを感じ、曲もバラエティに富んでおり、彼の音楽的なセンスの良さは十二分に発揮されている。
もちろん当時リリースされた作品ではなく、ジャム&ルイスの栄光があったからこそ日の目を見た音源だが、高校生の時から並はずれた才能があったことを証明している。
1977年