60〜70年代ソウル、ジャズファンクの大辞典を構築中です。スマホ対応なので外出先でもご活用を!
イアン・カーは相当マイルス・デイビスに影響を受けているようで、トランペットのサウンドやアルバムのエレクトリック具合は、同時代のマイルスとかなり共通する。B2 “Mayday”のイントロなんてモロ、マイルスの“Shhh”だ。
しかしジャズを前面に出しているのはイアン・カーとサックスのBrian Smith(ブライアン・スミス)だけで、他のメンバーはややロックやプログレに寄った演奏(このハイブリッド感こそ、英国ジャズロックの醍醐味!)。
マイルス・デイビスと同じ方向を見ているのに、解釈の仕方が屈折していて面白い。
天才ギタリストAllan Holdsworth(アラン・ホールズワース)が参加。
Producer: Jon Hiseman
1972年