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このアルバムは当時Don Davis(ドン・デイヴィス)が所有していた伝説のユナイテッド・サウンド・システム・スタジオでレコーディングされた。ドン・デイヴィス自身もプロデュースを手伝っている。メンバーはほぼデトロイトで揃えられているが、プロデュースと作曲は、フィラデルフィア時代から知り合いの下記の5人。
全曲素晴らしいが、あえてオススメを絞ると、彼らの代名詞でもあるスウィートソウルではA2 “(Love Lives on a) Windy Hill”とA4 “Super Love”。それぞれのメンバーのレベルの高さを体感できる。新しい試みではA1 “Castles”もいい。フィリーとデトロイトのいい部分がミックスされており、なかなかないタイプの曲。フィリーソウルを堪能するならA3 “Don’t Close the Book”がいいだろう。
70年代ソウルを代表するヴォーカル・グループとして、もっとも評価されてもいいはずだ。
Producer: Jerry Akines, Jimmy Bishop, Johnny Bellmon, Reginald Turner, Victor Drayton
1975年