ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
一聴したところ、アダム&ジ・アンツやバウワウワウで流行ったブルンジ系のアフロビートを取り入れているようにも感じるが、ステイプルとゴールディングがジャマイカ出身ということもあってか、暗いながらものんびりとした感じはナイヤビンギの影響も感じる。また、同時代のグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴのようなニューヨークの初期ヒップホップの影響も確実に入っているだろう。この頃から英国ロックは、急激にファンク化が始まり、元パンクスたちもギターを捨てて、使えるものなら何でも取り入れるようになった。彼らは様々な手法を試しているため、その後のダンスミュージックのアイデアの元がたくさんが含まれていた。それを最もセンス良くまとめ、そして少しコミカルに実行したユニットがファン・ボーイ・スリーだ。
バックヴォーカルはブレイク直前のバナナラマが務めている。
Producer: Dave Jordan, The Fun Boy Three
1982年