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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Embryo / WE KEEP ON

ジャンルを超越し、変化し続けるドイツの偉大な音楽集団

エンブリオ We Keep On,
Embryo, 1973
ドイツのジャズロックユニット、エンブリオの代表作。サックスとフルート、エスニックなリード楽器ナーガスゥーラム奏者として、秋吉敏子の元夫で、Monday満ちるの父であるCharlie Mariano(チャーリー・マリアーノ)が参加しており、彼の存在がこのアルバムをエスニックな方向に導いている。エンブリオは、常に多くのゲストミュージシャンを招き、その都度あらゆるエキスを吸収していた。

サウンドはドイツのクラウトロック系らしく、サイケデリック、プログレ、ジャズ、ロック、エスニック、ファンクと雑多に取り込んでいる。このアルバムでは特にジャズとエスノが強く出ている。楽器編成もジャズのユニットに、マリンバ、ダルシマー、ナーガスゥーラム等のエスニックな楽器を絡めて使っている。

クラウトロックやジャズロックというと難解そうだが、このアルバムの場合はリズムが強調されているので、ダンスミュージックと考えれば、誰でも気持ちよく聞ける。

ということでオススメはドープに踊れる“No Place to Go”と“Abdul Malek”。

Producer: Embryo, Othmar Schreckender
1973年



No Place to Go - Embryo
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