ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
A面に特に強く出ているディスコ色だが、こんなに重いグルーブ感を出せるディスコバンドがほかにあるだろうか! ディスコ・ビートの上に、時折見せるフュージョンのような感覚など、単なる踊る阿呆か、知的なバンドかはまったく判別不能。
B面になると、今度は最高級なファット・ファンク・バンドへと変貌する。B1“Popcorn”、B2“Funky Entertainment”と下半身むき出しのファンクネスには脱糞間違いなし。B3“You Put A Charge In My Life”のようなスローも難無くこなし、ラストは隠していたかのような、ファンキーホーン・プラス・リズムセクション炸裂のうちに終演を迎える。ちなみにA2 “A Case Of The Boogie”は意外にもSam Dees(サム・ディーズ)作。
ブレインストームの他作品も、非常にレベルが高いが(一般的にはあまり評価は高くないが)、猥雑さがモロに出てる本作が一番のお勧め。
Producer: Jerry Peters
1979年