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九十九里にバンクシーが!?

九十九里のバンクシー

2018年10月5日、ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」で、1億5千万円以上の値が付いた直後に、シュレッダーにかけられズタズタに切り裂かれたことで有名になったバンクシーの代表作「風船と少女」。このハート柄の風船に手を伸ばす少女と同じ絵柄のグラフィティが千葉県九十九里町の片貝漁港付近にもある。もちろん、この絵が本物かどうかは不明だが、元々がステンシルワークで描かれたものなので、偽物だとしても十分見に行く価値があるほどよくできている。

「風船と少女」が初めて発見されたのは2002年のこと。ロンドン市内の壁に描かれたが、この作品はその後、落書きとして処理され消えてしまった。以降、風船に手を伸ばす少女のモチーフは、テムズ川を手始めに、パレスチナ、ニューヨーク等、世界各地で見られるようになった。このシリーズが日本あっても全然不思議ではないのだ。ちなみにジャスティン・ビーバーは腕に「風船と少女」のタトゥーを入れている。

東京都港区の防潮堤に描かれたバンクシーらしき作品は、作者の意図を無視した人たちの手により、厳重に管理されてしまったが、九十九里の「風船と少女」は誰でも自由に見ることができる。ロケーションも素晴らしくいい。

場所は「海の駅 九十九里」を目指していけばわかりやすい。東金九十九里有料道路を九十九里ICで降り、県道30号を飯岡方面に向かい、片貝漁港前信号を右折。そのまま海の駅には入らずに奥の漁港を通り抜け、突き当りの防波堤まで進むと、サーファーや釣り人が利用している駐車スペースがある。目的の「風船と少女」は、道路を河口に向かって真っ直ぐ進み、防波堤最突端の裏側の浜の方に描かれている。地元の人は、もう見慣れているようで、行列をする必要もない。

実はもう一つ、九十九里にはバンクシーの「風船と少女」と同じ絵柄のグラフィティがある。場所は片貝漁港すぐ近くのサーフショップ「Lazyboyskill」の壁。しかし、こっちはあまり見ごたえもなく、落書き感がいっぱいなので、気分はそれほど盛り上がらないかも。

いずれにしても、真贋は定かではないものの、もしこれが本物だったらバンクシーはどんな意図を持って描いたのかを、想像してみるのもいいだろう。



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