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全曲非常に軽いノリで演奏しており、いわゆる黒いジャズではなく、パーティーのBGMに向いていそうな内容だが、リズムが意外に強烈でダンスフロアでもいけそうなグルーヴ。60年代にも同じような企画のアルバムがたくさんあったが、70年代になってリズムが進化している分、使い勝手も良さそう。
アップテンポの“ You Got in Your Soulness”や“Hallelujah Time”は即使えそうな曲だが、もっと気持ちいいのはミドルの曲。“Sweet Emma”や“Beaux J. Pooboo”は、ゆるいグルーヴからの盛り上がりが、ヴィブラフォンの気持ち良さと相まりなかなかイケる。
最後のサイモン&ガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)”は、パーティーの終わりを告げる『蛍の光』的なオマケの曲だろうか?
1972年