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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Pop Will Eat Itself / BOX FRENZY

スーパーおバカな雑食ヒップ・ポップスなロックバンド

ポップウィルイートイットセルフ Box Frenzy,
Pop Will Eat Itself,
1987
ファンク・インク、Tレックス、メル&キム、ワム!、ライチャス・ブラザーズ、ナット・キング・コール、ジャジー・ジェイ、アダム&ジ・アンツ、LL・クール・J等、何の関連も統一感もないサンプリングを多用をして、誰よりも早くロック、ヒップホップ、ファンク、ディスコのミクスチャー・サウンドを提示したポップ・ウィル・イート・イットセルフ(通称:ポッピーズ)。時には自分たちの音源までサンプリングしたスタイルは、まさしくバンド名そのまま「ポップは己を食べ尽くす」を実践していたのだろうか。

おちゃらけたイメージとロックなテイストは初期ビースティ・ボーイズにも少し似ているが、ポップ・ウィル・イート・イットセルフは、ファッション的に全くヒップホップに影響されておらず、見た目は完全にロックのアーティスト。音楽的な手法はヒップホップに近かったが、曲はロックと同時代のMARRS(マーズ)やBomb the Bass(ボム・ザ・ベース)をミックスしたような音だったので、通には受けたものの、ロックファンにもヒップホップファンにもスルーされてしまった。

曲はどれもスーパーポップなので、現代から改めて聞いてみると当時とは逆に、ロックとヒップホップ、そしてポップなものが好きな人全てにアピールする気がする。

Producer: Robert Gordon
1987年



Hit the Hi-Tech Groove - Pop Will Eat Itself
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