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パトリース・ラッシェンの代名詞と言えば1982年の“Forget Me Nots”であり、80年前後の作品が一時ヒップホップ系のアーティストに盛んにサンプリングされていたが、デビュー作ではまるで別人のようにジャズ・ミュージシャンとしての才能を遺憾なく発揮。A1 “Shortie's Portion”から大学生とは思えないようなプレイでぶっ飛ばしているが、クライマックスはB1 “Haw-Right Now”。イントロのリズムだけでノックアウトされてしまう。クラブ系のジャズの名曲もたくさんあるが、この曲だけでもこのアルバムは買い!。ちなみにゲストミュージシャンとしてテナーサックスでJoe Henderson(ジョー・ヘンダーソン)が参加、吹きまくっています。
Producer: Reggie Andrews
1974年