Ornette Coleman / THE SHAPE OF JAZZ TO COME
フリージャズの時代到来を知らしめた記念碑的作品
The Shape of Jazz to
Come,
Ornette Coleman,
1959
“The Shape of Jazz to Come(来るべきジャズの形)”というアルバムタイトルが示す通り、ジャズの世界にアヴァンギャルドという自由なフォーマットを持ち込んだ記念碑的作品(邦題は「ジャズ来るべきもの」)。ジャズが発展してきた基盤ともいえるコードを支えるピアノやギターを廃し、オーネット・コールマンのアルト・サックスとDon Cherry(ドン・チェリー)のコルネットによる2本のホーンと、ベース、ドラムだけでコードに支配されない自由な旋律を追い求めた。
フリージャズというと肩苦しい感じもするが、ベースとドラムがアヴァンギャルドに走らず、リズムを決めてくれるので、現代人の耳からするとむしろ心地よくも感じる。
オススメはオーネット・コールマンの代表曲のひとつでもあり、このアルバムを象徴するような一曲『ロンリー・ウーマン』。官能的な2本のホーンの不穏なメロディだけでも心を掴まれるが、Charlie Haden(チャーリー・ヘイデン)のウッドベースとBilly Higgins(ビリー・ヒギンス)のドラムの緊張感がとにかくすごい。
Producer: Nesuhi Ertegun
1959年