Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Ornette Coleman / THE SHAPE OF JAZZ TO COME

フリージャズの時代到来を知らしめた記念碑的作品

オーネットコールマン The Shape of Jazz to Come,
Ornette Coleman, 1959
“The Shape of Jazz to Come(来るべきジャズの形)”というアルバムタイトル通り、ジャズの世界にアヴァンギャルドという自由なフォーマットを持ち込んだ記念碑的作品(邦題は「ジャズ来るべきもの」)。ジャズの基盤ともいえるコードを支えるピアノやギターを廃し、オーネット・コールマンのアルト・サックスとDon Cherry(ドン・チェリー)のコルネットによる2本のホーンと、ベース、ドラムだけでコードに支配されない自由な旋律を追い求めた。

フリージャズというと肩苦しい感じもするが、ベースとドラムがアヴァンギャルドに走らず、リズムを決めてくれるので、現代人の耳からするとむしろ心地よくも感じる。

オススメはオーネット・コールマンの代表曲のひとつでもあり、このアルバムを象徴するような一曲“Lonely Woman”。官能的な2本のホーンの不穏なメロディだけで心を掴まれるが、Charlie Haden(チャーリー・ヘイデン)のウッドベースとBilly Higgins(ビリー・ヒギンス)のドラムの緊張感がとにかくすごい。

Producer: Nesuhi Ertegun
1959年



Lonely Woman - Ornette Coleman
関連アーティスト