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本作“Get Loose”は彼女にとって最大のヒット作であり、R&Bチャートの1位の作品。前作“I’m in Love”で成功したMorrie Brown(モリー・ブラウン)とKashif(カシーフ)のプロデュース路線を押し進め、スーパーポップなダンスミュージックを完成させている。
オススメはカシーフ作曲の代表作“Love Come Down”。この頃イヴリン・キングはまだ20代前半だが、すでにベテランのような貫禄を感じる。別のカシーフ作“Back to Love”も同タイプのニューヨーク・サウンドで、今聞いても古さを感じない。
このアルバム収録曲は、サンプリングネタとしても定番ばかりなので、イヴリン・キングのことを知らなくても、どこかできっと聞いたことがあるだろう。
Producer: Morrie Brown, Kashif, Paul Lawrence Jones, III
1982年