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主役はあくまで大物二人だが、バンドとしてのまとまりも抜群。レコーディング技術を駆使するというよりも、ブラジルらしくメンバー全員のライヴ感を生かした自然な作りになっている。1曲目の名曲“Águas de Março(邦題:三月の水)”の掛け合いにはおもわず微笑んでしまうが、同時にさまざまに伝えられる個人的な感情を全く表面に出さず、プロの仕事に徹する二人の凄さを実感する。
ブラジル音楽やボサノバに興味のある人なら、持っていて絶対に損のないマスターピース。
Producer: Aloysio de Oliveira
1974年